ケイ素と美容のつながり

ヒアルロン酸とケイ素

皆さんは、ヒアルロン酸と聞くと何をイメージされますか?おそらくみずみずしく張りのある肌を保つために欠かせないとても重要なものと思うかもしれません。

実際このヒアルロン酸は保水性が高く(1gで6ℓの水分を吸収できます)

粘性が高いため、その特性からみずみずしく、張りのある皮膚を保つためにとても重要な成分です。ですから、このヒアルロン酸が多くあれば張りのある皮膚を保つことができるのです。

では、どうすれば、このヒアルロン酸を体内に多く保有することができるのでしょうか?

皮膚は大きく分けて外側から、表皮、真皮、皮下組織の3層からなっており、この中間の真皮の繊維芽細胞で作り出されています。水溶性ケイ素の実験により、この繊維芽細胞のヒアルロン酸産生率の向上の試験を行なったところ、水溶性ケイ素を加えるとヒアルロン酸産生率が20%増加したのです。この結果から水溶性ケイ素がアンチエイジングに有効である可能性があることがわかります。

 

エラスチンとケイ素

エラスチンと聞くと一体何のこと言っているのかよく分からない方は多いと思います。このエラスチンとは、皮膚や血管など弾力性のある組織に含まれているタンパク質で、皮膚では主に真皮でコラーゲンやヒアルロン酸を束ねている役目を果たしています。

しかし、車でもバッテリー交換など、部品交換が必要なのと同じようにエスラチンも新陳代謝が必要で、それを分解して新しくする必要があります。その分解する酵素がエラスターゼという物質です。これにより、古いエラスチンを分解して新しいエラスチンを作ることによって張りやツヤを保っているのです。

加齢と共にシワができるのは紫外線による皮膚ダメージが深く関係しています。この紫外線が分解酵素のエラスターゼの働きを活発にしてしまう結果、エラスチンが分解されすぎてしまい、真皮の弾力を失ってシワができてしまうのです。

その対策として、水溶性ケイ素を利用します。試験によると水溶性ケイ素を3%添加した美容液を利用すると、分解酵素のエラスターゼの活動を20%抑えることができることが確認されました。このことから、無駄にエラスチンを分解することが少なくなり、真皮に弾力を持たせることができるので、水溶性ケイ素が肌のアンチエイジングに効果的である可能性があることが分かります。